長野に住むこと

7日間の出張を終えて、今日
D&Department Project に来ました

高専の先輩 瀧内さんが
新しく立ち上げたお店です
売り物のソファに座って、
瀧内さんから哲学を聞き
1F のcafeに今 座っています


考えを泳がせたいとき
ここにものを書く
D&D の白い壁を眺めていると
白紙のページを目の前に広げられたような
気分になる


と、ここまで書いて
ぼーっとしてたら
料理がでてきました

まずは腹ごしらえ


*〜***


住む から考えてみる

僕は長野の地が好きです

都会に、あこがれる気持ちはある
月一で行く福岡は、魅力的
綺麗だし、華やかだし、若い人が多い

でもなぜか
休日なのに、人通りの少ないこの長野で
珈琲を飲む今をいとおしく思うのです

真っ白で、口の広いまぐかっぷに
半分くらい珈琲をついでもらいました

ふちすれすれまで注いでもらったほうが
量としては得をしてるんだろうけど
マグカップを前に、豊かな気持ちになった


お店の前を、からっぽのバスが
何台も通り過ぎていく

街の存続を考えると憂慮すべきことだろうけど
なぜか、余白をみて、豊かな気持ちになるのです


おばあちゃんが、60年代デザインの食器を
買っていった

でて行ったお客さんが
ママチャリにのって、帰って行った


大道芸フェスティバルで、友達の大道芸を観ました
100人の国定忠治イベントで、ちんどん屋をやります
滝内さんは、新しいお店をつくりました
QUIK は店を閉じ、店長は新しい門出を迎えます


さっき、瀧内さんに聞いた話し
「60年代は、マーケティングが無かった
当時のデザイナーは、
売れるものを狙うのではなく
国民の生活を豊かにするために、
ものを作ったんだよ」

D&D創始者の本に書いてあった言葉
「個人的に 店をやりたい という気持ちは、
確実に社会的なことだと、気付きたい。」


さて、長野という箱庭に
僕は何を置けるのだろうか
そこで、何をできるのだろうか

何をしたいのだろうか